リハビリ機器のご紹介 ① 「フィジオ5D」
2024.05.05
みなさま、こんにちは。
日頃から診療において多大なるご協力を頂き、心より感謝申し上げます。
また当院のブログを見て頂きありがとうございます。
このブログにてなじみのうすい整形外科疾患や治療方法などについて情報発信していきたいと思います。
今回は当院のリハビリ機器の中でも特徴的なフィジオ5Dについてご紹介したいと思います。
そもそもこのリハビリ機器は、リハビリテーションの中で理学療法士が行う理学療法や作業療法士が行う作業療法のほかに治療効果を高めるために行う物理療法で使われるものです。ホットパックやマイクロ波などの温熱治療や干渉波などの電気刺激を用いた電気治療などがそれにあたります。
物療紹介①
「フィジオ5D」
この器材は大谷翔平選手が個人購入しロサンゼルスにて使用していることで非常に有名になりました。
簡単に言うと電気治療器の一種になり、異なる電極を用いて複数の電流を交差(干渉)させて筋肉や関節などの患部を刺激し痛みをとったりほぐしたりといった治療効果を得ることが出来ます。
通常の二次元の干渉波にはない独特の3Dシフト干渉波のうねり、治療効果が期待されます。
表層だけでなく、深層の筋肉まで広範囲にわたって、3次元的に治療を行えるのが「フィジオ5D」の特徴です。
さらに独特のうねりが治療後も長く強く残存します。痛みが広範囲にわたる場合や、肘や膝、肩などの入り組んだ関節に適した治療を可能にするといわれています。
スポーツをしている方だけではなく、慢性的な疾患にも治療効果を発揮するため中高年層、若年層、いろいろな方が対象となります。体の中に手術などで金属やペースメーカーなどが入っている方は使用できませんので、診察や検査などで適応があるかを医師が判断し、そして使用することになればその使用効果も適宜評価してまいりますのでご安心ください。
器材公式サイトもご参考ください。
フィジオ 5D | 酒井医療株式会社 (sakaimed.co.jp)
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