リハビリ機器のご紹介 ⑥ハイボルテージ電気刺激治療器
2024.07.21
当院のブログを見て頂きありがとうございます。
今回はハイボルテージ電気刺激治療器についてご紹介したいと思います。
ハイボルト(高電圧電気刺激療法)は、一般的な低周波治療器と比べて高い電圧を用いるため深部への刺激に適しています。ピリピリ感が少ないので電気刺激が苦手な方も治療が可能で、痛みの緩和や可動域の改善などに多く用いられています。即効性があることも特徴の一つで、アスリートのケアにも使用されています。
(このカッコ内は少し難しい話になるのでご興味のある方は参考にされてください。このハイボルテージ電気刺激治療器は単相性のツインピークパルス波形を用いることで、150Vを超える電圧での治療を可能にした電気療法です。このツインピークパルスとは極めて短い時間に連続した出力を行うことで、刺激閾値以下の出力でも神経に刺激を与えることが可能な波形です。さらに、100μs以下の短いパルス幅を用いることで、一般的な低周波治療器よりも皮膚抵抗が低く抑えられているのが特徴です。)
このように神経の興奮を抑えて、痛みの緩和や可動域の改善に即効性があるのが特徴です。しかし、痛いところにただ当てればいいと言うものではありません。大切なのはハイボルトを一人ひとりの症状に合わせて使いこなせる技術が必要なことです。
効果が期待できる症状
* 寝違え •ギックリ腰 •捻挫 •五十肩 •顎関節症 •偏頭痛 •肋間神経痛
* 頚椎および腰椎椎間板ヘルニア •脊柱管狭窄症 •脊椎分離症 •バネ指
* オスグット病(成長痛) •むち打ち 他多数
このような方におすすめ
・ギックリ腰や寝違えなどの痛みをすぐに取りたい
・スポーツなどによるケガを1日でも早く治したい
・頻繁に通院できないので短期間で治したい
・治療を受けているがなかなか治らない
・痛みの原因を根本から治したい
ご不明な点や質問などございましたら遠慮なく相談して頂けると幸いです。
皆様、今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。