2025年を迎えて
2025.01.13
日頃より日常診療において、ご理解ご協力賜り心より感謝申し上げます。
あわただしい師走が過ぎ、新年を迎え気持ち新たに診療を始めました。
多くの皆さまにご来院頂きましたが、年末年始の1週間で腰痛が悪化した方や転倒しておケガをして来られた方などが多くみられました。
特に腰部から臀部、下肢におよぶ痛みが出た方が多くみられていましたが、その原因として腰椎椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症などによる症状が多く、問診・診察→レントゲン検査→画像・病態説明→処方や注射、リハビリの流れで対応しております。期間は個人差はございますがほとんどの方が症状の緩和がみられることが多く、その後の予後は良好とされています。一部の方においてMRIをご提案し、レントゲンで見ることが出来ないヘルニアや脊柱管の状態、靭帯の肥厚、炎症などの評価を行います。いかに手術をしなくてもちゃんと治せるか、ここに注力し対応させて頂いております。
当院では、先ほど例として出した腰以外の場合でも、どうしてもクリニックでの保存的治療で治らない場合は、連携している高次機能病院に紹介をしております。近場では国立相模原病院や北里大学など、また多少遠いかもしれませんが東京女子医大や順天堂大学、関東労災病院などへの紹介も増えています。保存的治療で治らない場合や他の医療機関でのご意見も聞きたい場合は遠慮なくご相談頂きたいと思います。
2025年という新しい年を迎え、さらに地域医療のお役に立てるように、具体的にどういうことが出来るか、これからもスタッフ一同、しっかり考え、行動につなげてまいりたいと思います。
至らぬ点もあろうかと思いますが、誠心誠意診療を行ってまいります。
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。